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ホープ君日記
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HOFU RACE
本場開催

開催展望記事

GⅢ 大阪・関西万博協賛 開設75周年記念競輪 周防国府杯争奪戦
令和6年11月1日(金)〜11月4日(月)
清水裕友(山口)
桑原大志(山口)
太田海也(岡山)
取鳥雄吾(岡山)
河端朋之(岡山)
松本貴治(愛媛)
小川真太郎(徳島)
 地元の大エース・清水裕友を擁する中国勢がV戦線を引っ張る。同一記念7連覇を目指す清水はS班復帰の今シーズン、GⅠ&Ⅱは3優出(全日本選抜、日本選手権、ウィナーズカップ)、3度のGⅢ優勝と輪界最高位にふさわしい活躍。10月25日時点の賞金ランキングは6位。グランプリ出場への賞金レースでは優位な立場に立っている。9月共同通信社杯で落車したが、10月の寬仁親王牌を走り、ケガは大事には至らなかった模様。山口輪界の精神的支柱である桑原大志の献身的なガードに、パリ五輪自転車トラック代表で本業の競輪でも次代を担うスター候補生の太田海也、先行力が魅力の取鳥雄吾、寬仁親王牌で決勝3着の河端朋之の岡山勢も清水の大記録更新をサポートする。中国勢とは連係が多い松本貴治(愛媛)小川真太郎(徳島)ら四国勢も加勢するようだとV確率はさらに上昇する。

深谷知広(静岡)
吉田拓矢(茨城)
杉森輝大(茨城)
武藤龍生(埼玉)
神山拓弥(栃木)
 清水の進撃をストップするなら、同じS班戦士の深谷知広(静岡)の名が一番に挙がる。今年は2人のGⅠ覇者を輩出した南関勢の中心にいたのは深谷であることに異論を挟む者はいない。地元開催のグランプリを目標に奮闘してきたスーパースターはGⅡ優出2回(ウィナーズカップ、共同通信社杯)、GⅢ優勝は2度あるものの、GⅠ優出がゼロ。賞金ランキングは10位で競輪祭までの最大9走はすべてが勝負駆けだ。ラインの仲間も深谷の思いに応えたい。
 総合力では関東勢も引けを取らない。今期は2班ながらも高得点を有する吉田拓矢(茨城)は取手GⅢを含む5Vと荒稼ぎ。先行から捌きまで攻め幅が多彩なのが一番の武器だ。賞金ランクは12位。グランプリ逆転出場に一縷の望みを残しており、大事な4日間になる。まくり兼備の杉森輝大(茨城)、堅実マーカーの武藤龍生(埼玉)神山拓弥(栃木)ら追い込み勢がどっしり構えているのも心強い。

永沢剛(青森)
菅田壱道(宮城)
竹内智彦(宮城)
小松崎大地(福島)
 北日本の1班は永沢剛(青森)菅田壱道(宮城)竹内智彦(宮城)小松崎大地(福島)と味のあるレーサーばかり。実力は折り紙付きなので展開次第では当然、首位争いに加わってくる。

山口拳矢(岐阜)
稲川翔(大阪)
東口善朋(和歌山)
小岩大介(大分)
 中部、近畿勢に目を向けるとS班1年生の山口拳矢(岐阜)が気になる。今年はGⅠ&Ⅱで2優出(日本選手権、サマーナイトフェスティバル)にとどまり、GⅢ優勝はナシと流れに乗れなかったが、恐れ知らずの若者はすべてが勉強。きっかけひとつで爆発するポテンシャルはいつまでも見限れない。近畿はファイターの稲川翔(大阪)と決め脚鋭い東口善朋(和歌山)が両輪もシビアな立ち回りが必要とされる。九州は小岩大介(大分)が1勝級だが、機動型がやや心許なく、西日本の括りで中国、四国勢との連係により活路を見いだしたい。
 なお、最終日6Rでは今年デビューした126期生(ガールズ13期生)による「競輪ルーキーシリーズ2024プラス」が行われ、7月の本格デビューから優勝6回と破竹の勢いを続ける仲澤春香(福井)の1強ムードだ。
有力選手9人
深谷 知広 清水 裕友 山口 拳矢 桑原 大志 稲川 翔 菅田 壱道 松本 貴治 太田 海也 吉田 拓矢